トヨタ30年に電動車50% パナソニックと提携へ 

電気自動車(EV)などの車載用電池事業についての共同記者会見で握手するトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とパナソニックの津賀一宏社長=13日午後、東京都内

 トヨタ自動車とパナソニックは13日、電気自動車(EV)などに使う車載用電池事業の提携検討で合意したと発表した。トヨタの豊田章男社長は東京都内で開いた記者会見で、現在15%程度の電動車のグループ世界販売を2030年ごろ50%にする目標も明らかにした。業界の垣根を越えた開発が加速してきた。

 両社は「業界ナンバーワンの車載電池を実現する」としており、他の自動車メーカーへの供給も検討する。

 トヨタの年間販売は1千万台程度で、17年の電動車販売見通しはハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)などで計147万台にとどまっている。


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