2017年12月13日 11:50 | 無料公開
警視庁が押収した古代魚「オーストラリアハイギョ」=12日、川崎市
ワシントン条約で国際取引が規制されている古代魚「オーストラリアハイギョ」と一緒に、国が未承認の個体識別用マイクロチップを販売したとして、警視庁生活環境課は13日、医薬品医療機器法違反の疑いで、東京都あきる野市にある観賞用動物販売業「大倉企業」の男性社長(38)ら5人を書類送検した。
生活環境課によると、動物用の医療機器を巡り、同法違反容疑で摘発するのは全国初。
ワシントン条約はオースラリアハイギョについて、取引を規制しないと絶滅の恐れがあるとする「付属書2」に掲載。オーストラリアではマイクロチップを埋め込み、取引を管理している。