2017年12月13日 06:05 | 無料公開
沖縄県の翁長雄志知事
沖縄県の翁長雄志知事は13日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが名護市沿岸部に不時着し、大破した事故から1年となったことを受け、オスプレイは事故率が上昇しており、政府による安全だとの説明は「破綻している」とするコメントを発表した。配備撤回と沖縄の過重な基地負担軽減を求めていくとしている。
オスプレイは昨年12月13日、空中給油訓練中にプロペラ接触事故を起こし不時着。県は機体が大破した状況から「墜落だ」としている。
米軍は事故後に停止したオスプレイの運用を6日後に再開し、日本政府は追認。今年8月にオーストラリア沖で墜落した。