2017年12月12日 12:35 | 無料公開
鈴木俊一五輪相は12日、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村で提供可能な農産物を使った料理を文部科学省の職員食堂で試食した。選手村で出せるのは国際規格や日本版の認証を得た農場の作物に限られるが、国内農家の認証取得は遅れている。国産食材を選手に安定供給するため、認証の普及をアピールする狙いがある。 試食メニューはマグロとカツオの丼、みそ汁、白菜の浅漬けで、いずれも基準を満たした食材を使用。約10分で完食した鈴木氏は「東京大会で日本の食材の安全性を広めたい。国内農家が認証を取得するきっかけになってほしい」と記者団に語った。