2017年12月12日 11:20 | 無料公開
【ヨハネスブルク共同】アフリカ連合(AU)高官は12日までに、シリアやイラクで過激派組織「イスラム国」(IS)に参加したアフリカ出身の戦闘員、最大約6千人が母国に戻る恐れがあると明らかにした。治安上の脅威になるとしてアフリカ諸国が連携して対策を取るよう呼び掛けた。 フランス公共ラジオが、AUで治安や和平を担当するチェルギ氏の発言として報じた。 チェルギ氏によると、ISに加わった外国人戦闘員約3万人のうち約6千人がアフリカ出身だった。母国への帰還が「安全保障上の深刻な脅威になる」と指摘した。