2017年12月11日 13:20 | 無料公開
【北京共同】中国国営通信の新華社は11日、最高人民検察院(最高検)が、重慶市トップだった孫政才・前同市共産党委員会書記を収賄罪で立件することを決め、捜査を進めていると報じた。収賄の詳しい内容は伝えていない。 孫氏は習近平国家主席に続く次世代最高指導者の候補とみられていたが、規律違反で調査を受け失脚していた。 共産党は9月末、孫氏の党籍を剥奪し、刑事責任を追及するため司法機関への送致を決定。孫氏について「理想や信念を揺るがした」と強調。秘密を漏らしたほか、職権を利用して他人の利益を図ったり、本人も巨額の金品を受け取ったりしたとしていた。