2017年11月24日 10:15 | 無料公開
休日明け24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半で推移した。米国の利上げペースが鈍化するとの思惑が広がったことから一時、東京市場として約2カ月ぶりの円高ドル安水準となった。 午前10時現在は、休日前の22日比で66銭円高ドル安の1ドル=111円39~40銭。ユーロは17銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円91~92銭。 米利上げのペースが緩むとの観測から、日米金利差の縮小が意識され、円買いドル売りの動きが優勢となった。 市場では「国内の輸入企業が取引に必要なドルを買う動きもあり、もみ合っている」(外為ディーラー)との見方があった。