2017年11月21日 15:55 | 無料公開
アリゲーターガー(横浜・八景島シーパラダイス提供)
政府は21日、大型肉食魚のアリゲーターガーなど16種の外来生物について、国内の生態系を脅かす恐れがあるとして、輸入や飼育が禁止される特定外来生物に指定する政令を閣議決定した。来年1月以降、順次指定される。既に飼育している人が飼い続けるには、環境省への申請が必要となる。
環境省によると、アリゲーターガーはコスタリカなどが原産。日本では観賞用として販売されているが、捨てられたとみられる個体の生息が各地で確認されている。寿命は数十年、成長すると体長は1メートルを超える。
16種は他に、野菜などへの農業被害が懸念される鳥類のシリアカヒヨドリなど。