米民泊仲介サイトに立ち入り検査 公取委、他業者との取引制限疑い  

 米国の民泊仲介サイト運営大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」が、部屋の貸主の代行業者に他の仲介サイトと取引しないよう求めた疑いがあるとして、公正取引委員会が独禁法違反(不公正な取引方法)容疑で、エアビー社の日本法人(東京)を10月上旬に立ち入り検査していたことが17日、分かった。

 エアビー社は取材に「現時点でコメントは控える」としている。

 関係者によると、エアビー社は、民泊物件の掲載を依頼してきた代行業者に対し、自社サイトに掲載する条件として他の仲介サイトと取引しないよう求めた疑いが持たれている。


  • LINEで送る