違法残業事件、電通が罰金納付 10月27日付 

 違法残業事件で労働基準法違反罪に問われ有罪判決が確定した広告大手電通は15日までに、罰金50万円を納付した。10月27日付。同社への取材で分かった。

 2015年に新入社員の高橋まつりさん=当時(24)=が過労自殺したことをきっかけに、労働局が捜査に着手。検察当局は今年7月、法人としての電通を略式起訴したが、東京簡裁が正式裁判を開くと決めた。

 東京簡裁は10月6日、違法な長時間労働が常態化していたと指摘。罰金判決を言い渡し、電通側が控訴せず、同月21日に確定した。


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