2017年11月8日 13:31 | 無料公開
強制退去処分となった神戸市東灘区の市営住宅に猫53匹を放置していた40代女性に対し、神戸市が、汚れた床や畳の取り換えなど原状回復費用約1千万円の全額を請求する方針であることが8日、市への取材で分かった。市は8日、女性宛てに金額の告知と話し合いを求める通知を送付した。臭いを取り除くなどの作業に1~2年かかる見通し。 市によると、床や畳などの交換に約670万円、ふん尿の消臭、消毒に約260万円が必要。猫のふん尿も残され運び出した量はトラック1台分に上るという。 部屋は3DKで約60平方メートル。女性は2006年入居し15年秋ごろから悪臭の苦情があり発覚した。