宇都宮線で送電トラブル 1900人、車内に2時間 

 23日正午ごろ、埼玉県久喜市内のJR東北線(宇都宮線)で送電トラブルがあり、東鷲宮―古河間を走行していた上下線の計3本の電車が立ち往生した。乗客計約1900人が2時間ほど車内に閉じ込められ、線路上を歩くなどして最寄り駅に移動した。地元消防によると、数人が体調不良を訴え搬送された。

 宇都宮線は上野―宇都宮間の上下線で運転を見合わせた。夜に一部区間を除いて運転を再開したが、大幅に本数を減らした。JR東日本は、復旧作業のため24日は通常の半分以下の本数で運転、25日朝から通常通りの運転を再開させたいとしている。


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