三重の宇陀川が氾濫 台風21号、人的被害なし 

 国土交通省近畿地方整備局は22日、台風21号による大雨で、三重県名張市を流れる宇陀川が氾濫したと発表した。市によると、人的被害は確認されていない。

 同整備局淀川ダム統合管理事務所と大阪管区気象台の共同発表によると、氾濫したのは宇陀川の東岸。一部の住宅に浸水被害があるもよう。

 名張市は、付近の約6200世帯、約1万3千人に避難勧告を出した。県道が冠水しており、近くの約20人が避難所に身を寄せた。


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