安倍政権5年に審判 消費税、森友・加計で攻防 

衆院選挙戦の最終日を迎え、各地で街頭演説する(上右から)自民党総裁の安倍首相、希望の党の小池代表、公明党の山口代表、共産党の志位委員長、(下右から)立憲民主党の枝野代表、日本維新の会の松井代表、社民党の吉田党首、日本のこころの中野代表=21日午後

 第48回衆院選は22日、投票が行われ、即日開票される。5年近くにわたる安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に有権者が審判を下す。消費税増税や憲法改正、安全保障、原子力政策を巡る日本の針路も問われる。与野党党首は21日、森友、加計学園問題を受けた首相の政治姿勢を含めて最終攻防を繰り広げた。22日深夜にも大勢が判明する見通しだ。

 選挙戦は政権継続を目指す自民、公明両党に、希望の党と日本維新の会のほか、共産、立憲民主、社民3党が対抗する「3極」の構図。希望の党(代表・小池百合子東京都知事)と立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)の勢力争いも注目される。


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