運搬中のイージス艦に新たな損傷 横須賀到着、遅れる見込み 

 米海軍第7艦隊は21日、マラッカ海峡東方で8月にタンカーと衝突し、修理のため横須賀基地(神奈川県横須賀市)に運搬中のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインに新たな損傷ができ、フィリピンの港に一時停泊して検査すると明らかにした。今月中に横須賀基地に戻る予定だったが、遅れる見込みとなった。

 ジョン・S・マケインは事故で左舷に大きな損傷を受け、今月5日にシンガポールから出港し、重量物運搬船で運ばれていた。第7艦隊のクレイトン・ドス報道官によると、運搬中に船体中央部の右舷側に長さ約10センチの亀裂とへこみができたという。


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