米軍、沖縄の炎上ヘリ撤去終了 事故発生10日目 

不時着、炎上した米軍CH53Eヘリの残骸を載せたトラック=20日午後、沖縄県東村

 在日米海兵隊(司令部・沖縄)は20日、沖縄県東村の牧草地に11日に不時着し炎上、大破した大型輸送ヘリコプターの機体の撤去作業を終えた。事故から10日目で、米軍関係者は現場から全員撤収した。県警が確認した。

 県警は、航空危険行為処罰法違反容疑を視野に捜査しているが、これまで現場では米軍側から状況説明を受け、事故機の確認をしたにとどまっている。県警は「今後も米側への捜査協力を求める」としている。

 米軍関係者らは現場で機体を切断しクレーン車を使って移動。主要な残骸と掘り起こした土壌などを積んだ大型トラックやクレーン車は20日、作業を終え、現場を離れた。


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