川崎市長選、22日に投開票 現職に新人2人が挑む 

 任期満了に伴う川崎市長選は22日投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、元市議の新人吉沢章子氏(53)、再選を目指す現職福田紀彦氏(45)、市民団体事務局長の新人市古博一氏(69)=共産推薦=の計3人。現市政の評価が主な争点。

 福田氏は待機児童解消など1期4年の実績を強調し、継続して子育て支援に力を入れる政策を掲げる。自民、民進、公明各党の地元組織が支援。業界団体の支持も集めて選挙戦をリードする。

 吉沢氏は、組織からの支援を受ける福田氏を批判し、市財政の見直しを主張。市古氏は大規模開発の中止や、少人数学級の実現を訴える。


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