米映画界セクハラ疑惑に「私も」 被害証言の動き広がる 

米女優のアリッサ・ミラノさん=2016年1月、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米ハリウッド映画界の大物プロデューサーのセクハラ疑惑が報じられたのを機に、世界各地の女性らが自らの被害体験を証言する動きが広がっている。ツイッターではハッシュタグ「#MeToo」(「私も」の意味)を付けた書き込みも活発化している。

 2012年ロンドン五輪体操女子団体総合で米国の金メダル獲得に貢献したマケイラ・マロニーさん(21)も18日、自らの被害を訴えた。米社会ではトランプ大統領の就任前のセクハラ疑惑が報じられるなど、性的被害の問題がたびたび表面化。専門家は「セクハラを許すような社会風潮を改めるべきときだ」と訴えた。


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