田中裕二イクメン称号で妻に感謝 「母乳出てほしい」 

「イクメン オブ ザイヤー2017」授賞式に登場した田中裕二=18日、東京都内

 漫才コンビ「爆笑問題」の田中裕二が、「イクメン オブ ザイヤー2017」の芸人部門に選ばれ、東京都内で開かれた授賞式に出席した。育児を楽しみ頑張っているという称号だが、「自己採点は20点。(自分も)母乳が出てほしい」などと述べ、妻のタレント山口もえの大変さをいたわった。

 田中は2015年に山口と再婚し、今年、女児が誕生。田中は、山口の前夫との間の子2人も一緒に、3人の父親として暮らしている。

 赤ちゃんの寝かし付けをたまにやるという田中だが、「最初は抱っこして揺らすと寝てくれたが、おっぱいが出ないのでバレる時が来る」とぼやき、「自分ではイクメンとは思っていなかった」という。

 テレビではおっとりしたキャラクターで知られる山口が「家では3倍速で動いている」と明かし、家事育児に追われる妻を思いやった。育児をする女性を“イクママ”とは呼ばないと言った上で、「最終的にはイクメンという言葉がなくなれば理想的」と男性の子育てを呼び掛けた。

 他に芸能部門で元大リーガーのマック鈴木、スポーツ部門でプロボクサーの山中慎介に授賞。キャラクター部門で「バカボンのパパ」、特別部門に群馬県・群馬県保育協議会が選ばれた。


  • LINEで送る