2017年10月18日 09:26 | 無料公開
ハリケーン「オフィーリア」が直撃したアイルランド南部コークの港=16日(キーロン・オコナー氏提供・ロイター=共同)
【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は17日、アイルランドを16日に直撃したハリケーン「オフィーリア」について、記録上、大西洋で最も東まで進んだ大型ハリケーンと発表した。大西洋上を北上するのに伴い欧州各地に高温をもたらし、スペインやポルトガルの山火事の原因になったとしている。
WMOによると、この時期の大規模ハリケーンとしては1939年以来、最も北に到達。WMO当局者は「この時期の発生が珍しいだけでなく、(ここまで東方に達したのは)非常にまれな現象だ」と指摘した。
オフィーリアは強風によりアイルランドや英・北アイルランドに被害をもたらした。