北朝鮮への圧力最大化の方針確認 米大統領の来日で協力強化へ 

会談を前に握手するサリバン米国務副長官(左)と杉山晋輔外務事務次官=17日午前、東京都港区

 杉山晋輔外務事務次官は17日、サリバン米国務副長官と東京都内の飯倉公館で会談し、核実験と弾道ミサイル発射を強行する北朝鮮への圧力を最大化し、政策を変えさせるとの方針を確認した。トランプ大統領の11月5日の来日を歓迎すると伝達し、来日を通じて両国間の協力をさらに強化する考えで一致した。

 会談後、杉山氏は北朝鮮への対応について「今まで以上に、日米韓3カ国が緊密に連携することが重要だ」と記者団に語った。サリバン氏は「北朝鮮に圧力をかけ続け、非核化させることが目標だ」と強調した。「あくまで外交解決を目指すが、軍事衝突に備える必要もある」とも語った。


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