来春の花粉、少なめか 日照不足、気象会社予想 

煙のように舞い上がるスギの花粉=2005年3月、神奈川県内で撮影

 民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)が来春の花粉飛散予想を16日までに公表した。この夏の記録的な日照不足の影響などで、東日本を中心に平年(過去10年の平均)を下回る地域が多く、半分以下となる地域もありそうだ。全国平均は平年の65%と予想している。

 ウェザーニューズは夏の天候などから、北海道はシラカバ、それ以外の地域はスギ、ヒノキの花粉の飛散量の傾向を予想している。各地の飛散量は、茨城県で平年の28%など、関東北部や東海では平年の50%未満になると予想。一方、北海道と青森、九州北部では日照が十分で雄花の生育が進んでいるため、平年を上回るとしている。


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