防衛相、「飛行再開の連絡なし」 沖縄の米ヘリ事故 

 小野寺五典防衛相は16日、沖縄県東村で米軍のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故を受けて米軍が同型機の運用を停止してから4日となったことに関し「自動的に期限が来たから飛行を再開するとの連絡は来ていない。初期段階の(事故原因の)調査中だ」と述べた。防衛省で記者団に語った。

 在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のニコルソン司令官は12日朝、沖縄県内駐留の同型機について4日間の運用停止を命じている。

 小野寺氏は、ヘリの一部に放射性物質が使用されていたことには「沖縄防衛局と県が協力して放射線量を調査。報告受けた限りでは異常はない」と述べた。


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