2017年9月21日 18:47 | 無料公開
「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の入り口に飾られたアーティストの写真=21日午後、東京・有楽町
マイケル・ジャクソンのステージ衣装やエルビス・プレスリーのコート―。23日にオープンする「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の内覧会が21日、東京・有楽町で開かれた。米国の「ロックの殿堂博物館」が、本人や遺族らから寄贈を受けた貴重な所蔵品約60点を展示する。
マイケルが兄弟で結成したジャクソン・ファイブのジャンプスーツ5点は1972年ごろの物。実際にステージで1年ほど使われたといい、スターへの道を駆け上がる若き日のマイケルの姿が浮かぶようだ。
プレスリーのスエードコートは地味なダークブラウン。プライベートで着たとみられるという。舞台での派手なパフォーマンスとは対照的だ。
エリック・クラプトンのギターやスティングのベースのほか、マドンナがヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」を歌うときに着た衣装なども展示。殿堂入りの受賞ライブの映像も見られる。
米「ロックの殿堂」は最初のレコード・リリースから25年たったアーティストが選考対象だが、まだ殿堂入りしていないビヨンセらの衣装も展示している。
同博物館によれば、ほとんどの展示品は米国以外では初公開。「リアルタイムで(音楽を)体験した40~60代だけでなく、若い人にも楽しんでほしい」とPRする。来年3月11日まで有楽町インフォスで開催。会期中に展示の入れ替えを行う。入場料は大人2200円。