御嶽山噴火、ドローンで再捜索 災害から3年を前に、山頂付近 

御嶽山の頂上付近で実施された小型無人機「ドローン」による行方不明者の捜索=21日(「山びこの会」提供)

 58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(長野・岐阜県)の噴火災害から27日で3年となるのを前に、被災者家族会「山びこの会」は21日、山頂付近で小型無人機「ドローン」を約1時間かけて4回飛ばし、不明者や遺留品を再捜索した。今後、撮影した画像や動画の解析を進める。

 同会によると、ドローンによる再捜索は昨年9月に続き2回目。噴火当時19歳で消息を絶った愛知県刈谷市の野村亮太さんの家族や、操縦などに当たるドローン製造会社職員などが参加した。長野県木曽町に許可を取った上で、立ち入りが規制されている火口1キロ圏内に入りドローンを飛ばした。


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