大麻盗んだ警部補を免職 「自分で使う目的」、福岡県警 

 福岡県警は21日、南署の倉庫から証拠品の大麻約4・4グラムを盗んだとして窃盗などの罪で起訴された南署の警部補佐藤昭義被告(42)を懲戒免職処分とした。県警によると、佐藤被告は証拠品管理を担当、「自分で使う目的で盗んだ」などと供述しているという。

 佐藤被告はセカンドバッグ内に大麻を入れて持ち歩いたとして大麻取締法違反(所持)の罪で8月20日に起訴。その後、証拠品の大麻を盗んだとして追起訴された。

 佐藤被告が当直勤務を終えた7月29日、JR線の電車内に大麻が入ったバッグを置き忘れ、発覚した。


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