2017年9月21日 12:38 | 無料公開
【ニューヨーク共同】米証券取引委員会(SEC)は20日、企業情報の開示システムに不正アクセスがあり、流出した未公開情報が違法な取引に利用された恐れがあると発表した。SECは既にシステムを修正したという。 不正アクセスは昨年発生した。企業が重要情報を開示するシステム「エドガー」のソフトウエアの脆弱性が悪用され、未公開情報にアクセスできる状態になったという。 SECは今回の不正アクセスについて「個人情報への接触やSECの業務を危機にさらす状況にはなかった」と説明している。