陶芸で交流、友好都市5年 益子と英セントアイブス 

ロンドンの日本大使館で、自身の作品の前に立つ栃木県益子町の陶芸家、浜田友緒さん(中央)と大塚朋之町長(右)、リーチ工房のリビー・バックリー代表ら=20日(共同)

 【ロンドン共同】伝統工芸の益子焼で知られる栃木県益子町と、同じく陶芸の里として有名な英南西部セントアイブスが友好都市となって5年を記念し、ロンドンの日本大使館で20日、陶芸を介した日英の交流に関する講演会が開かれた。

 益子焼の人間国宝浜田庄司(1894~1978年)が、日本の陶芸を世界に広めた英国の陶芸家バーナード・リーチ(1887~1979年)と知り合い、2人が1920年にセントアイブスに渡り、窯を築いた縁で、2012年に友好都市の関係を締結した。

 セントアイブスのリーチ工房が老朽化で売りに出された時は益子町の有志が募金し、08年に再建された。


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