米海軍、日本配備艦即応力見直し 相次ぐ衝突事故で公聴会 

19日、米ワシントンで議会公聴会に臨む海軍のリチャードソン作戦部長(右)(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長は19日、神奈川県横須賀市に司令部を置く第7艦隊の管轄地域で米艦の衝突事故が相次いだことに関する議会公聴会で、日本配備の全ての艦艇について、整備状況や乗組員の訓練水準を含む「即応力」の再評価に着手したと明らかにした。

 第7艦隊では北朝鮮のミサイル対応で警戒活動が続くなど任務が増大。乗組員の訓練不足や艦船整備の先送りが常態化していると指摘され、その即応性に疑問が出ていた。

 第7艦隊が管轄する西太平洋・インド洋海域では今年に入り、米艦の事故が4件発生した。


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