関係者以外は退出困難 徘徊防止で岐阜の介護施設 

 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で入所者5人が死傷した問題で、5人が入居していた2階からは暗証番号を入力しないとエレベーターが動かない仕組みになっていることが21日、施設への取材で分かった。

 入所者の徘徊を防ぐために職員ら関係者以外は自由に外に出られないようにしており、施設は外部から不審者が出入りした可能性は低いとしている。

 施設によると、5人は4階建ての施設のうち、認知症専門フロアの2階に入居。職員が暗証番号を入力しないとエレベーターは動かず、入所者の家族らが来た際には職員が番号を教えていた。


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