死亡の87歳女性の胸にあざ 岐阜県警、経緯を捜査 

 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で高齢入所者3人が死亡した問題で、あばら骨が肺に刺さったことなどによる外傷性血気胸で死亡した女性(87)の胸にあざがあったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。女性は体調が急変する前に介助を受けて入浴したといい、県警が死亡の経緯を調べている。

 遺族によると、女性は高山市に住む中江幸子さん。施設によると、中江さんは職員の介助を受けて8月12日午前9時半に入浴。午後4時40分ごろ、部屋で顔面蒼白になるなど体調の急変に職員が気付き、病院に搬送。13日夜に死亡した。


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