愛知、岐阜に短時間大雨 低気圧停滞、大気不安定 

 日本海に停滞する低気圧の影響で、東海地方は18日、大気の状態が非常に不安定になり、局地的な大雨が降りやすい状態になった。気象庁はレーダーによる解析雨量で、愛知県犬山市付近で午後10時10分までの1時間に約110ミリ、岐阜県可児市付近で午後10時半までの1時間に約100ミリの雨が降ったとして記録的短時間大雨情報を出し、土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。

 可児市は土砂災害の危険が高まっているとして、一部地域の150世帯390人に避難指示を出した。

 気象庁によると、日本海の低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になった。


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