東京港にアカカミアリ 40~50匹、被害なし 

 東京都は17日、東京港大井ふ頭で有毒の特定外来生物アカカミアリ40~50匹が見つかったと発表した。人が刺される被害はなかった。女王アリは見つかっておらず、拡散した可能性は低いとみている。

 都によると、大井ふ頭コンテナヤードで13日、港湾運送事業者が舗装面とコンクリート板の隙間を出入りしていた40~50匹のアリを見つけ、全てを殺虫剤で駆除した。その後、環境省関東地方環境事務所などにアリの死骸を送り、専門家がアカカミアリと確認した。

 環境省によると、アカカミアリに刺されると激しい痛みとともに患部が腫れるが、毒はヒアリに比べて弱いとされる。


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