トランプ氏の助言組織解散 白人主義巡り辞任相次ぐ 

15日、米ニューヨークのトランプタワーで記者団に語るトランプ大統領(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ米大統領は16日、大企業の経営者らで構成する二つの助言組織の解散を明らかにした。米バージニア州で白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突した事件を巡り、トランプ氏の対応を非難して辞任するメンバーが相次いだため、解散に追い込まれた形だ。

 トランプ政権では発足直後から高官の辞任や解任が相次ぎ、公約に掲げた医療保険制度改革(オバマケア)の見直しや税制改革も難航。さらに政治にも影響力を持つ大企業の経営者らが一斉に距離を置いたことで、政権運営の不透明感はさらに深まった。


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