民進、野田幹事長が辞任表明 都議選敗北で、蓮舫氏は人事着手 

民進党の野田佳彦幹事長

 民進党の野田佳彦幹事長は25日の両院議員懇談会で、2日の東京都議選敗北の責任を取り、幹事長を辞任する意向を示した。これを踏まえ、蓮舫代表は「新世代の民進党をつくりたい」と表明。幹事長を含む執行部刷新に着手した。早ければ新人事を月内にも決定する方針だ。次期衆院選について、東京の小選挙区から自ら立候補する意向も明らかにした。執行部として都議選の総括文書案を提示し、大筋で了承された。

 蓮舫氏は与野党対決の構図となった23日の仙台市長選勝利と、体制刷新で党再生を図る方針だが、党勢低迷を招いた蓮舫氏への批判は根強く、人事は難航も予想される。


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