2017年7月22日 07:30 | 無料公開
東京電力は22日、福島第1原発3号機の格納容器内で、水中ロボットを使った3回目の調査を実施した。事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の大部分があるとみられる格納容器の底の撮影を目指す。 3号機格納容器には、原子炉の冷却に使った水が底から高さ約6・4メートルまでたまっている。これまでの調査から、炉心溶融(メルトダウン)の影響で原子炉圧力容器の下部に設置されていた作業用足場が脱落し、隙間があることが判明。ロボットはここから下に潜り、デブリを含む構造物の堆積状況を確認する。 19日に始まった一連の調査はこの日で終了する予定。