3歳児暴行死、母親に一部無罪 大阪地裁堺支部 

 堺市のマンションで2015年、当時3歳の長男を浴室に閉じ込め、暴行し死なせたとして、傷害致死などの罪に問われた母親の常峰美香被告(24)の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部は19日、傷害致死罪を無罪とし、監禁と傷害の罪で懲役2年6月、執行猶予5年の判決を言い渡した。求刑は懲役12年。

 傷害致死事件について、長男英智ちゃんに対する養父、渉受刑者(33)=懲役9年の一審判決確定=の暴行を被告が容認し、あおったかどうかが争点だった。


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