2017年7月19日 18:15 | 無料公開
気象庁は19日、7月5~6日に福岡県や大分県に甚大な被害をもたらした大雨について「平成29年7月九州北部豪雨」と命名した。 気象庁は、顕著な被害が起きた災害は教訓を後世に残すために名前を付ける。豪雨では損壊家屋千棟程度や、浸水家屋1万棟程度を目安としている。 今回、19日までに判明している被害は、この目安には達していないが、線状降水帯がもたらす局地的な集中豪雨が長時間続いた特異な状況であることや、人的被害が大きいことなどを理由に命名を決めた。 2012年7月の九州北部の豪雨は「平成24年7月九州北部豪雨」と命名している。