ポーランド、与党司法介入にデモ 法案反対の市民1万人参加 

18日、ポーランド・ワルシャワの大統領府前に集まって抗議する市民ら(共同)

 【ベルリン共同】ポーランドの政権与党「法と正義」による司法介入を可能にする法案が上下両院を通過したことを受け、法案に反対する市民ら約1万人が18日、首都ワルシャワの下院前から大統領府に向かってデモ行進した。参加者らは「法と正義」出身のドゥダ大統領に対し、法案に署名しないよう要求した。

 法案は、裁判官の人事権を持つ評議会のメンバーを司法関係者ではなく、下院が選出するとの内容。過半数を握る「法と正義」が人事に介入し司法の独立が脅かされるとの批判が出ている。


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