都議選259人立候補、論戦開始 問われる小池流、豊洲移転争点 

都議選が告示され、候補者の応援演説で支持を訴える(右上から)自民党の二階幹事長、公明党の山口代表、共産党の志位委員長、民進党の蓮舫代表、(右下から)都民ファーストの会の小池代表、東京・生活者ネットワークの西崎代表、日本維新の会の松井代表、社民党の吉田党首=23日

 東京都議選は23日告示され、本格的な論戦がスタートした。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、候補者は前回を6人上回る259人で確定した。地域政党「都民ファーストの会」を率いる小池百合子知事は加計学園問題を引き合いに、対立する自民党に攻勢をかけた。自民は、小池氏が告示直前に示した「豊洲市場への移転と築地再開発」の基本方針を疑問視し、同氏に対する批判を強めた。

 立候補者の内訳は自民60(現有議席57)、公明23(22)、共産37(17)、民進23(7)、都民ファ50(6)、地域政党「東京・生活者ネットワーク」4(3)、日本維新の会4(1)、社民1(0)。


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