部下の頭にあんかけ料理 福島県警、パワハラ警部補を停職 

 福島県警は23日、飲食店で冷めたあんかけ料理を部下の頭にかけた他、バリカンで頭を丸刈りにするなど11人にパワーハラスメントをしたとして、双葉署の男性警部補(36)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は同日、依願退職した。

 警部補は「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた。部下に力を誇示したかった」と話しているという。県警は部下が被害届を出さないため立件しないとしている。

 警部補は東京電力福島第1原発事故の避難区域のパトロールなどを行う警備部災害対策課に所属していた2015年4月ごろから16年11月ごろの間、部下の尻を十数回蹴るパワハラ行為をした。


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