米、初のICBM迎撃実験へ 北朝鮮ミサイル警戒 

2014年6月の迎撃実験で発射された地上配備型迎撃ミサイル(GBI)(米国防総省ミサイル防衛局提供・共同)

 【ワシントン共同】米国防総省は26日、今月30日に初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃実験を太平洋上空で実施すると明らかにした。米政府は北朝鮮が米本土を狙ったICBM開発を加速しているとみて警戒を強めており、ミサイル防衛(MD)体制の信頼性を向上する狙いがある。

 同省ミサイル防衛局の報道担当者によると、迎撃実験は太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁から発射された模擬ミサイルを、西部カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射した地上配備型迎撃ミサイル(GBI)で迎撃する。


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