G7で北朝鮮「世界の脅威」訴え 首相、25日イタリアへ出発 

イタリア・タオルミナ、マルタ

 安倍晋三首相は、イタリア南部シチリア島タオルミナで26、27両日に開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に出席するため、25日午前に政府専用機で羽田空港を出発する。北朝鮮が弾道ミサイル開発を続け、射程を延ばしている現状を踏まえ「世界の脅威だ」と訴え、首脳宣言に従来よりも厳しい文言の明記を目指す。過激派組織「イスラム国」などのテロ対策、世界経済も主要議題となる。

 26日の開幕前にはトランプ米大統領との首脳会談に臨む。サミットにはトランプ氏、フランスのマクロン大統領ら4カ国の首脳が初参加になる。首相は第1次内閣を含めて6回目。


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