給食に稀勢の里好物の献立 「横綱みたいに大きく」、茨城 

「稀勢の里関」と焼き印された厚焼き卵を持つ6年生の男子児童=17日午後、茨城県牛久市の牛久第二小

 横綱稀勢の里関の地元、茨城県牛久市の市立小中学校13校と幼稚園2園で17日、厚焼き卵やポテトサラダなど、横綱の好物ばかりを集めた献立の給食が振る舞われた。横綱は好き嫌いがなかったといい、多くの児童が「横綱みたいに大きくなりたい」と完食した。

 牛久第二小(350人)の6年1組の教室では、稀勢の里関の母萩原裕美子さん(62)が招かれて児童と交流。「いただきます」と声を合わせると、すぐに「おいしい」と歓声が上がり、じゃんけんでおかわりを取り合うほどの人気だった。

 横綱からの聞き取りを基に考えた献立で、裕美子さんの出身地新潟の郷土料理、のっぺい汁も。


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