米の日系人強制収容しのぶ碑建立 ロサンゼルス、開始75年 

27日、米ロサンゼルスで、日系人の強制収容をしのぶ記念碑建立の中心となったフィリス・ハヤシバラさん(左)(共同)

 【ロサンゼルス共同】第2次大戦時、大統領令を根拠に日系人の強制収容が開始されてから75年になるのを機に、米ロサンゼルス市内に収容者の苦難をしのぶ記念碑が建立され、除幕式が27日行われた。出席者らは「負の歴史を繰り返してはいけない」と訴えた。

 碑は1942年4月にロサンゼルスの海岸地域に住む日系人らが集められて収容所行きのバスに乗せられた交差点に、同地域に住む有志によって建てられた。高さ約3メートルの黒い記念碑には英文で説明が書かれ、収容所までの道筋も示された。


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