五輪への柔道団体採用を協力依頼 連盟の山下氏が都知事訪問 

2020年東京五輪での新種目採用に向け、ビゼール会長からの親書を東京都の小池百合子知事(右)に手渡すIJFの山下泰裕理事=21日午前、東京都庁

 国際柔道連盟(IJF)の山下泰裕理事が21日、東京都の小池百合子知事を訪問し、2020年東京五輪の新種目として国際オリンピック委員会(IOC)に提案した男女3人ずつによる混合団体への協力を依頼した。前日には大会組織委員会に対し同様の要請をした。

 山下理事は柔道が1964年東京五輪で初採用されたことに触れ「同じ日本で行われる五輪で世界の柔道関係者が待望する団体戦が採用されれば画期的」と理解を求めた。

 IJFビゼール会長からの親書を受け取った小池知事は、決定権はIOCにあるとしながらも「大いに盛り上がると思う。要望が通ることを期待している」とエールを送った。


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