2017年4月21日 10:39 | 無料公開
国連安全保障理事会の報道声明ポイント
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は20日、北朝鮮による16日の弾道ミサイル発射を強く非難する報道声明を発表した。北朝鮮に核実験をしないよう自制を求め、核・ミサイル開発を継続すれば「制裁を含むさらなる重大な措置を取る」と警告。ロシアの要求を受け、米国作成の当初案にはなかった「対話」による解決を促す文言も盛り込まれた。
報道声明は安保理全15理事国の同意が必要。従来よりも厳しい内容を目指した米国のヘイリー国連大使は「ロシアだけが異議を唱えた」と不快感を示し、ロシアが反発するなど曲折もあったが、安保理の結束を優先させるため米国が妥協した。