日豪、北朝鮮の核開発阻止へ連携 米と防衛協力推進 

外務・防衛閣僚協議で握手する(左から)オーストラリアのペイン国防相、ビショップ外相と、岸田外相、稲田防衛相=20日午後、東京都港区の飯倉公館

 日本、オーストラリア両政府は20日、東京都内の飯倉公館で外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開き、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止へ連携対処していく方針で一致した。アジア太平洋地域の平和と繁栄のためには米国のプレゼンス(存在)が重要だとして、米国と防衛協力を推進することを確認。中国に北朝鮮への影響力を行使するよう求めることでも合意した。

 北朝鮮に対して軍事力の行使を含めた「全ての選択肢」を掲げる米政権と歩調を合わせ、6回目の核実験や、さらなる弾道ミサイル発射といった挑発を抑止する狙い。

 日豪2プラス2は2015年11月以来で、7回目の開催。


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