男性の育休取得で会社好感度上昇 内閣府調査 

長男誕生時に育児休暇中の様子を公開した鈴木英敬三重県知事(右)=2012年7月

 育児休業を取った男性は取らなかった人よりも会社への好感度や帰属意識が高くなる―。内閣府経済社会総合研究所の調査でこんな結果が出た。研究所の担当者は「男性の育休取得を進めることは企業にとってもプラスになる。日数を含め、しっかりと取れる環境整備が重要だ」と話している。

 調査は昨年11月、2011年~15年に第1子が生まれた20~59歳の男性を対象にインターネット上で実施し、5721人から回答を得た。育休を取得した人は8・2%の469人、取得しなかった人は91・8%の5252人だった。


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