議員辞職含め自ら判断を、菅氏 中川氏巡り、民進は強く批判 

自民党の中川俊直衆院議員

 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、女性問題を理由に経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)=広島4区=に議員辞職を求める声があることに関し「そうしたことを含めて、自身で判断されることだ」との認識を示した。「政治家の責任として説明するべきだ」とも求めた。民進党幹部も議員辞職を求めるなど、批判を強めた。

 中川氏は20日、自らのフェイスブックに「誠に不徳の致すところであり、地元の皆さまに不快の念を与え、本当に申し訳ない」「妻と家族には一生をかけて贖罪をしていきたい」などと書き込んだ。指摘された「重婚行為」「ストーカー登録」については否定した。


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